求人募集広告で重視する情報、20代は「身につくスキル」と「一日の業務の流れ」-求人@飲食店.COM

飲食店専門の求人情報サイト「求人@飲食店.COM(運営:株式会社シンクロ・フード)」( https://job.inshokuten.com/ )がサイト利用者に行ったアンケート結果を発表します。
正社員希望のユーザーに対して「求人募集広告で重視する情報」について調査を実施しました。

<調査結果について>
■20代は「身につくスキル」と「一日の業務の流れ」を確認したい
■男女ともに「お店の雰囲気」と「サービスや料理への想い・強み」を重視する
■女性は「一緒に働くスタッフの年齢や性別」も重視し、男性は「事業の成長性」も重視する

■業務内容において重視する情報

01

「業務内容において重視する情報」を聞いたところ、年代別に違いが見られました。20代は「身につくスキル・知識(63%)」を最も重視し、30代と40代はどちらも「お店が求める人物像(30代69%・40代75%)」という結果になりました。

20代は、これから飲食業界に従事するにあたり、どのような知識やスキルが身につくのか、将来に役立つ経験が得られるのかなどを意識して見ているようです。一方、30代以降はすでに経験・スキルがあり、転職経験がある人も多く、採用担当が求める人物像に自らが合致しているかを見極めることを転職成功の秘訣と考えているようです。

なお、全ての年代で約6割が「一日の業務の流れ」と回答しているところもポイントでしょう。飲食店は店によって営業形態が異なり、お店の規模・営業時間・コンセプト・メニューなど、あらゆることが業務内容に影響します。具体的な業務内容や一日の流れを詳しく記載することで、採用後のミスマッチを防げると言えそうです。


■お店の特徴・働く環境において重視する情報

02

続いて「お店の特徴・働く環境において重視すること」を聞いたところ、男女で違いが見られました。男性が最も重視するのは「サービスや料理への想い・強み(55%)」で、女性は「社風(お店の雰囲気)(66%)」という結果となりました。

なお、女性は61%が「スタッフの年齢や性別・実際の声」を重視すると回答したのに対し、男性の回答は35%にとどまりました。女性は職場の雰囲気やスタッフの様子を詳しく知っておきたいという思いが男性よりも強いと言えるでしょう。

また、男性は40%が「今後の事業展開」を重視すると回答したのに対して、女性の回答はわずか8%にとどまりました。男性は女性よりも就職先での将来を深く考えていることがわかります。この結果から、求人募集広告において、女性はお店の雰囲気やスタッフとの関係性を重視し、男性は会社の強みや将来性を重視する傾向があると言えそうです。


<調査概要>
◆調査期間:2019年2月21日~2019年2月27日
◆調査対象:求人@飲食店.COMの登録ユーザー(匿名回答)
◆調査方法:インターネット調査
◆有効回答人数:290名

詳しい調査結果はこちらから
https://www.inshokuten.com/recruit/knowledge/questionnaire/detail/318

飲食業界の求人動向がわかる求職者アンケート結果はこちらから
https://www.inshokuten.com/recruit/knowledge/questionnaire/

求人@飲食店.COMでは、今後も様々なデータの解析や分析を行い、飲食店で働きたい方、飲食店の出店者・運営者の皆さまにとって価値ある情報をお届けしていきます。

■調査結果の引用時のお願い
本調査結果の引用時には、以下のご対応をお願い申し上げます。
・クレジットに「飲食店.COM(株式会社シンクロ・フード)調べ」と明記してください。
・WEB上で引用いただく際には、「飲食店.COM」(https://www.inshokuten.com/recruit/)へのリンク付与をお願いいたします。