今回の調査で、飲食店の求人で最も人気なのは「席数が少ない大衆的なお店のオープニングスタッフ」であること、年齢が低いほど自分に身近なお店を好む傾向にあり、年齢が高いほど業界内での知名度や経営規模などを意識する傾向にあることがわかりました。

■働きたいお店のイメージ

「新規オープン店or老舗店」「席数が多いor席数が少ない」「高級なお店or大衆的なお店」という3つの属性で働きたい飲食店はどちらか質問したところ、下記のような傾向がみられました。

■新規オープン店or老舗店…約7割が新規オープン店を希望
■席数が多いor席数が少ない…約8割が席数が少ない店を希望
■高級なお店or大衆的なお店…約6割が大衆的なお店を希望

以上の結果から、飲食店の求人で最も人気なのは「席数が少ない大衆的なお店のオープニングスタッフ」であるといえるでしょう。


■働きたいお店の経営規模・知名度

また、飲食店の経営規模・知名度などで働きたいお店のイメージを質問したところ、20代と30代で以下のような違いが見られました。（※2つまで回答可）

20代で最も多かったのは「地元の方に愛される個人経営店」で51％が回答。次いで「店舗展開中の成長企業が手掛けるお店」が35％、「何度も行ったことがあるお店、好きなお店」が32％となりました。
一方、30代で最も多かったのは「店舗展開中の成長企業が手掛けるお店」で51％が回答。次いで「地元の方に愛される個人経営店」が47％、「飲食業界内で評価が高いお店」が38％という結果になりました。

尚、全年齢で比較すると、年齢があがるにつれて「飲食業界内で評価が高いお店」で働きたい人が増加する一方、「何度も行ったことがあるお店、好きなお店」及び「地元の方に愛される個人経営店」は減少していました。若年層は身近なお店で働くことを好む傾向にあり、中間層は成長企業や業界内での評価など、社会的な地位・名誉を意識する傾向にあるといえるでしょう。

【調査概要】
◆調査期間：2016年11月17日～2016年11月22日
◆調査対象：求人＠飲食店.COMを利用しているユーザーからの匿名回答
◆有効回答人数：315名
※飲食店での正社員勤務を志望しているユーザーが対象

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