飲食店経営者のFacebook利用率は7割。プライベートでのSNS利用には消極的 − 飲食店.COM調べ

飲食店の出店開業・運営支援サイト「飲食店.COM (http://www.inshokuten.com/)」(運営:株式会社シンクロ・フード)は、当サイトの会員である飲食店経営者・運営者および開業希望者に対し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)利用に関する意識調査を実施いたしました。



現在利用しているSNS(店でも個人でも可)について質問したところ、飲食店経営者・運営者が最も利用しているSNSはFacebookで約75%の利用率でした。一方で、開業希望者のFacebook利用率は55%程度に留まっています。

また、Twitterについては飲食店経営者・運営者は約34%の利用率となっているところ、開業希望者は17%程度であることもわかりました。このように飲食店経営者・運営者と開業希望者で利用するSNSに異なる傾向が見られましたが、その理由としてはFacebook、Twitterは飲食店の開業後に店舗の販促・集客用に利用を始めるケースが多いのではないかと予想できます。
ちなみに開業希望者に最も利用されているSNSはLINEで、70%近い利用率となっており、飲食店経営者・運営者のLINE利用率はこれより少し下がって60%弱の利用率となっています。



次に、友人や知人とのSNS上のコミュニケーションについて質問したところ、飲食店経営者・運営者、開業希望者で結果に大きな違いは見られませんでした。

メッセージ機能は80%近くが利用しているものの、友人や知人の投稿を見たり、コメントをする行為は40〜50%程度しか行っていないことがわかりました。また、これらのいずれもしないという人も18%程度おり、個人としてのSNS上のコミュニケーションについてはそれほど積極的でないという結果が読み取れます。

なお、面識がない人とのインターネット上のコミュニケーションについては約35%が「やりたくない」と回答しています(飲食店経営者・運営者、開業希望者の合計)。昨今ではSNSをはじめとして、匿名掲示板や質問サイトなど面識がない人とコンタクトを取るチャンスが様々ありますが、少なくとも飲食店関係者は「それほど気軽にするものではない」という意識のようです。

■調査概要
調査対象・回答数:飲食店.COM会員164名(飲食店経営者・運営者89名、開業希望者75名)
調査期間:2015年7月31日〜2015年8月6日
調査方法:インターネット調査

■調査結果の詳細
URL: http://www.inshokuten.com/foodist/data/997/

■飲食店.COMリサーチについて
「飲食店.COMリサーチ」では、当社運営サイト「飲食店.COM」の会員である飲食店経営者・運営者、および開業希望者を対象にした調査活動を行っております。飲食店の生の声を集めることで、飲食業界の今を切り取るトレンドデータを発信しています。

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