飲食店に対し、月別の売上状況に関する調査を実施。「12月」「3月」「4月」の売上が高く、「2月」「1月」「8月」の売上が低い、という結果に

飲食店に特化したリサーチサービス「飲食店リサーチ」(https://www.inshokuten.com/research/company/)を運営する株式会社シンクロ・フード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤代真一、東証一部:3963)は、飲食店.COM会員を対象に、月別の売上状況に関するアンケート調査を実施いたしました。

<本調査について>
■調査概要

調査対象:飲食店.COM会員(飲食店経営者・運営者)
回答数:284名
調査期間: 2018年5月21日~2018年5月27日
調査方法:インターネット調査

■回答者について
本調査にご協力いただいた回答者のうち63.7%が1店舗のみを運営しております。また、回答者のうち東京にある飲食店の割合は58.5%(首都圏の飲食店の割合は74.7%)となっており、こうした背景が結果に影響していると推測されます。


<調査結果について>
■売上が高いのは「12月」「3月」「4月」、売上が低いのは「2月」「1月」「8月」

まず、それぞれの月の売上について月平均売上よりも高いか低いかを聞いたところ、「月平均より高い」という回答が多かったのは、「12月(81.7%)」、「3月(59.9%)」、「4月(47.5%)」、「月平均より低い」という回答が多かったのは、「2月(61.6%)」、「1月(50.0%)」、「8月(38.7%)」、という結果となりました。
一口に飲食店と言っても、業態や提供するメニュー、立地などによって繁忙期や閑散期は異なりますが、一般的には年末や歓送迎会シーズンである3月4月が忙しく、ニッパチ(2月8月)は暇、などと言われており、今回行ったアンケートからも、そのような様子を窺うことができます。
ただ、8月の売上については38.7%の飲食店が「月平均より低い」と回答する一方で、28.2%の飲食店が「月平均より高い」と回答しており、8月に売上を伸ばしている飲食店も一定数見受けられます。これは、エスニック料理や焼肉、ビールなど夏に好まれるメニューを主力とする飲食店の回答が影響しているものと推測されます。

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■65.5%の飲食店が、1年の中で「12月売上が最も高い」と回答
次に、1年の中で最も売上が高い月について聞いたところ、最も回答が多かったのは「12月(65.5%)」、次いで「8月(7.0%)」、「3月(6.7%)」、「4月(4.2%)」、「5月(4.2%)」、「7月(3.5%)」、「6月(2.8%)」、「1月(1.4%)」、「11月(1.8%)」、「10月(1.1%)」、「11月(1.1%)」、「2月(0.7%)」という回答が得られ、12月売上の高さが際立つ結果となりました。

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■31.0%の飲食店が、1年の中で「2月売上が最も低い」と回答
次に、1年の中で最も売上が低い月について聞いたところ、最も回答が多かったのは「2月(31.0%)」、次いで「1月(25.0%)」、「8月(13.4%)」、「5月(7.7%)」、「9月(5.3%)」、「6月(4.6%)」、「10月(3.9%)」、「11月(2.8%)」、「4月(2.5%)」、「7月(1.8%)」、「3月(1.1%)」、「12月(1.1%)」という結果となりました。

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■売上が低い月への対策は様々。売上への施策は行わず、繁忙期に向けた準備を行う飲食店も
また、売上が低い月への対策について自由記述形式で聞いたところ、以下のような回答が得られました。

<集客施策の強化>
・ぐるなび、食べログ等のレストラン紹介サイトの露出を増やす。売上の低い月の2ヶ月位前からクーポン配布。 (東京都/洋食/1店舗)

・SNSなども活用して情報発信。お値打ちなコースの打ち出し。会社様への営業。 (愛知県/和食/31~50店舗)

・イベントを行うなどして売上を支えている。割安感のあるイベントや体験型のイベントだとある程度集客できるので売上を支えられる。 (東京都/フランス料理/2店舗)

・暑中お見舞いのハガキと一緒に、8月のキャンペーン内容を記載して顧客様に郵送させて頂いております。 (大阪府/バー/1店舗)

<シフトの調整>
・経費の節約をして乗り越えています。まず人件費。身内で店を回し従業員さんは休み又は遅く出て、早く帰ってもらう。幸い、逆に喜んでもらえるので助かっています。(東京都/ラーメン/2店舗)

・ アルバイトのシフト調整をするとこで人件費を下げる 。(千葉県/専門料理/1店舗)

・従業員は全てアルバイトなので、当人と相談してアルバイトに負担がかからない程度に削減します。(東京都/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)

<繁忙期に向けた準備>
・繁忙期に向けた商品開発や販促計画をたてる。売上の低い月の売上を上げるのではなく、良い月にきっちり売上と利益を作る。 (東京都/アジア料理/1店舗)

・閑散期はある意味、時間にゆとりのできる貴重な機会として捉え、グランドメニューを見直して刷新したり、店を閉めて大清掃を実施したり、汚れてきた店頭看板を新しいデザインに交換したり、全スタッフに交代でリフレッシュ連休を与えるなど繁忙期にはできない取り組みをする。それらの行動が結果として販促として作用し、集客につながることも多い。 (大阪府/居酒屋・ダイニングバー/2店舗)

・売上が低い月は季節的要因が大きいので、通常できないメンテナンスやスタッフに対する勉強会などに時間を割くようにしている。(奈良県/その他/1店舗)


■調査結果の引用時のお願い
本調査結果の引用時には、以下のご対応をお願い申し上げます。
・クレジットに、「飲食店.COM(株式会社シンクロ・フード)調べ」と明記ください。
・WEB上で引用いただく際には、「飲食店リサーチ」( https://www.inshokuten.com/research/company/ )へのリンク付与をお願いいたします。